耳にかゆみや痛みなど不調がある場合、中耳炎や外耳炎を起こしている可能性があります。また、耳鳴りや聞こえにくさ、耳が詰まる感じがある場合は、急性感音難聴や突発性難聴の恐れも。特に急性感音難聴は疲れやストレスなどが原因で引き起こされることが多く、誰にでも起こりうるものです。難聴は治療が遅れると聴力回復が難しくなりますので、早めに受診してください。当院ではこうした症状をはじめ、湿疹・外耳道真菌症(カビ)、耳垢、耳管狭窄症、外耳道異物など幅広く対応、補聴器の相談も受けつけています。
当院ではまず「どんな鼻水がどれくらいあるか」をチェックした上で、鼻水を吸引して鼻腔内をきれいな状態にもどし、鼻で呼吸ができるようにすることが、症状の改善につながると考えております。対応疾患は、急性鼻炎(風邪)や急性・慢性副鼻腔炎(ちくのう症)、花粉症・アレルギー性鼻炎、鼻出血、湿疹、嗅覚障害、鼻腔異物など幅広いのが特徴です。嗅覚障害の場合、必要に応じて連携先の医療機関をご紹介いたします。鼻づまりなど鼻の不快感は、その状態に慣れやすく放置しがちですが、鼻水の吸引だけでも構いませんので、気軽にご相談ください。
「喉が痛い・イガイガする」という方はもちろん、「喉に違和感がある」「うまく飲み込めない」という方も、まずはお越しください。当院では咽頭炎(風邪)や喉頭炎、急性扁桃炎、咽頭異物など幅広く対応しています。お子さんに多いヘルパンギーナ、手足口病、溶連菌、インフルエンザなども喉に症状が出ますので、きちんと診断をつけて対応します。また「声がれ」は、悪性腫瘍の可能性も否定できません。当院では丁寧な問診と診察、必要に応じて内視鏡検査も行い、喉の奥まで詳細に調べることで早期発見に努めています。
「めまい」はどこに相談すべきか迷う方もいらっしゃると思います。実は原因の多くは耳にあることから、当院でも検査・診断を行っています。その結果、良性発作性頭位めまい症やメニエール病などの診断がつけば、一人ひとりに合った薬の処方や運動療法を通じて改善をめざします。別の原因が考えられる場合は、必要に応じて他の診療科をご紹介いたしますのでご安心ください。同様に、睡眠時無呼吸症候群や誤嚥などの相談に関しても、当院できちんと検査をした上で専門の医療機関と連携を図っています。